NEM(ネム)とは、
2015年に上場したアルトコインです。
ネムの開発チームに日本人が参加した?と言われ、
話題になった銘柄です。
「New Economy Movement」が正式名称で、
頭文字をとってNEMです。
「NEM/ネム」はブロックチェーン技術のことで、
「XEM/ゼム」は仮想通貨単位です。
時価総額は約1兆円で、
仮想通貨全体の8位です。(2018年1月18日現在)
2017年の1年間でネムの価格が約500倍以上も上昇し、
大注目されているコイン銘柄です。
NEM(ネム)は
ビットコインやイーサリアムと同じように、
不正や改ざんの起きにくいシステムです。
イーサリアムが備える「スマートコントラクト」も実装可能で、
独自のトークン(通貨)発行など、
自由度が高いことが特徴です。
NEM(ネム)はビットコインの根幹技術である
ブロックチェーン技術の欠点を克服し
金銭的な自由、分散化、平等、及び
連帯感で『新しい経済圏の創出』
を理念とするプロジェクトです。
単純で拡張しやすく
外部アプリケーションとのスムーズな統合が可能です。
ビットコインの持つブロックチェーンといった技術を応用し、
通貨としての役割以上の機能を持つ進化型仮想通貨を
「ビットコイン2.0」と言います。
イーサリアムやリップルなども「ビットコイン2.0」です。
総発行量は8,999,999,999XEMで、
約1,600人に分けられました。
承認手順の違い
NEM(ネム)は多くの資金を保有する一部の採掘者に
報酬が偏らないよう設計された仮想通貨です。
BTC(ビットコイン)では採掘を「マイニング」と言いますが、
NEM(ネム)では「ハーベスティング」と言います。
現在、ビットコインやイーサリアムの承認作業には、
プルーフ・オブ・ワーク(PoW)という
承認アルゴリズム(手順)を採用しています。
プルーフ・オブ・ワークは、
マイナー(採掘者)の計算力勝負です。
効率よく電力を消費して計算処理を早くしたものが勝ちます。
そうすると、資金力を活かした大量の高性能スーパーコンピューターの力で、
マイニング(採掘)の報酬を得るパワーバランスが生じてしまいます。
ネムのハーベスティングには、
POI(Proof-of-importance)/プルーフオブインポータンス
という承認の仕組みを使います。
NEM(ネム)のネットワークに貢献した人が利益を得られるという仕組みです。
保有している資産額ではなく、取引額や取引を行なった人、
NEMネットワークに積極的に参加する人達に報酬を与えます。
平等に利益を得る機会を提供します。「富の再分配」です。
ブロック生成時間が速い
NEM(ネム)のブロック生成時間は約1分で、
ビットコインの10分と比べて、とても速いです。
決済にかかる時間が短縮されることで利便性が高まります。
ビットコインのほうなスケーラビリティリスクは低そうです。
NEM(ネム)/XEMの取引が可能な国内の取引所
2018年1月現在、日本の取引所でXEM(ゼム)を取り扱っているのは、
ザイフ(Zaif)、コインチェック(Coincheck)です。
手数料はザイフのほうが圧倒的に安いので、
XEM(ネム)の取引はザイフ(Zaif)が有利です。
最近では
2017年のM-1グランプリ2017の決勝進出会見で、
お笑いコンビ「かまいたち」が、
「優勝賞金1000万円をネム(NEM)にぶち込む!」
と発言したことで、日本人にもNEM( ネム)の名前が
更に広がりました。
東京都内は、「ネムバー」という
Barがあるようで、
ネムのファン(ネムラー)が集っているようです?
いかがでしたでしょうか?
NEM(ネム)について、ご理解いただけましたでしょうか?
少し興味が出ましたか?
それでは
Happy trade , Happy profit & Happy life‼