仮想通貨トレード・テクニカルチャート分析の活用方法

テクニカルチャート分析は、仮想通貨トレードの売買判断で参考になるものです。しかし、テクニカルチャート分析には幾つかの弱点もあります。それは、テクニカル分析では、損切りが多くなるということです。

 

ではなぜ? テクニカル分析に頼ると損切りが多くなるのか?
損切りによる弊害は何なのか? 3つのポイントに分けてご説明します。

ここでは、数日~数か月ポジションを保有する仮想通貨トレードを想定します。

1、あなたは損切りの重圧に耐えられますか?

テクニカル分析に依存すると、自然と売買回数が増えてきます。場合によっては、超短期的に損切りを繰り返す取引を強いられることもあります。

期間が短いほど損切りの数は多くなりますので、短期トレードの場合、数多くの損切り、躊躇ない損切りを覚悟しなければなりません。そうなった時に、繰り返し損失が発生しても相場を続けられる精神力、資金力が必要となります。

3連敗、4連敗、5連敗することもあります。そのようなとき、あなたは5連続損切りを迷いなくできますか? 殆どの人は耐えられません。

「そろそろ上がる頃だろう」と相場のお化けがあなたにささやきます。しかし、買って直ぐに相場は下がります。そして、損切りをせずにマイナス玉を放置してしまいます。損を取り戻そうと、無計画なナンピンを仕掛けるかもしれません。

どちらも損失を拡大させて、傷口を広げることになります。

 

多くの人が遭遇する損切りパターン

例えば、相場がボックス圏で上下していたとします。しかし、相場はいずれボックス圏を脱し、上下どちらかにブレイクしていきます。

ボックス相場の逆張りで、レンジ上限下限付近に損切り設定をする手法は、誰もが思いつく教科書通りのチャート、テクニカル設定です。

誰もが使う、皆と同じことをやって、当たり前に儲かるようなことはありません。

ストップ狩り【ボックス圏をブレイクアウト】

日本人は逆張りを好むと言われています。
「逆張り」とは、相場が上昇局面になっている時に売りで取引を行う、もしくは相場が下降局面になっている場合に買いで取引を行う事です。逆張りはトレンドと反対方向へと取引を行うため、非常に難易度の高い取引方法として知られています。

この例は、ある銘柄がしばらくレンジ・ボックス圏内の動きを繰り返していましたが、あるタイミングで上に放れたケースです。(ブレイクアップ)

ここであなたは、値下がりを期待して、売りポジションを保有していましたとします。ロスカット(STOP注文)は、本レンジ・ボックス圏の上限を超えた所に設定します。

この手法自体は悪いことではありませんが、誰もが思いつき、多くの方が実行するボックス上限下限でのロス設定なので、ロスカットが当たり前のようにヒットします。

投機筋、プロ集団は、以下のようにあなたのSTOP注文(ロス設定)を狙っています。

①、プロの投機筋、ファンドは、レンジ相場で勝負しているチャート派、テクニカル派を狙い、その人達の損切り注文とトレンドフォローの新規注文が集中するポイントを探します。

②、そして、その注文が集中するポイントまで大量の買い注文を入れてきます。
ブレイクポイント付近(上値抵抗ライン、下値サポートライン付近)は、レンジ相場で逆張り勝負していたトレーダーの損切り注文とトレンドフォローの新規注文の二つが入ってくるため、一方方向にブレイクすると、値段はブレイクした方向に大きく動きます

③、損切り注文を吸収し、新規注文の力も借りて、図のように上にブレイクしたときは、相場が急上昇します。
あなたのポジションは、このようなプロセスで損切りになってしまいます。(ストップ狩りと言われています。)

④、相場が上昇すると、プロの投機筋は、次に反対決済で買ポジションを大量転売し、利益を確定して、相場が下がることもあります。

⑤、結局、ストップ狩りに成功した投機筋、機関投資家、ファンドが儲かり、ストップ狩りをされた多くの個人投資家は敗者となる構図です。

あなたが一生懸命にチャート・テクニカルを勉強して計算するサポートラインや抵抗値ラインは、最先端の売買プログラムにより、プロの投機家に狙われているということを認識しておきましょう

いくらあなたがムキになって闘いを挑んでも、決して勝てる相手ではありません。

2、大衆心理が狙われる!

チャート・テクカル分析を利用した売買手法は、自分勝手な感情を抑える効果はあります。また、仕切り判断をスムーズにするための助けになることもあります。

しかし、相場を動かしている主要因は人間の心理です。

チャートやテクニカル分析ばかり見ていると、感情を完全に排除した機械的な売買の完成と勘違いしてしまいます。トレードを行っているのは人間であり、チャートやテクニカルが機能するとすれば、すべてのトレード参加者の心理が形となって表れているということです。

その心理がわかりやすく表れるポイントは、レンジ相場で逆張り勝負していたトレーダーの損切り注文と、トレンドフォローの新規注文の二つが入ってくる価格帯です。

相場はこの価格帯に到達することで、大量に損切り注文や新規エントリーが入り、出来高が膨らみます。そのため、一方方向にブレイクすると、値段はブレイクした方向に大きく動きます。

この動きは、レンジ相場の期間が長いほど、その傾向が顕著に現れます。個人投資家は、損をなるべく小さくしようと、損切り設定を細かく設定する傾向にあります。それ自体は悪いことではありません。しかし、先程「ストップ狩り」の所でお伝えしたように、あなたが設定する損切り設定値段は、投機筋やプロのプレーヤーに狙われる危険性が常にあります。

ファンド、プロの投機集団は、強引でも損切りや指値が集まっているポイントを狙い、目先の値段を吊り上げます。つまり、あなたをはじめ一般大衆が設定している損切り注文がヒットしてしまう可能性が高いのです。

限られた資金、時間、ツールで個人投資家がファンドやプロ集団に勝ち続けることはできません。

3、勝つ為のチャートの上手な使い方

ビットコイン/円(日足チャート)/2019年10月31日

仮想通貨トレードで勝つためには、チャートやテクニカルでは、できるだけ長めの時間軸を使用しましょう。

そして、相場の天井や大底を狙う必要はありませんが、できるだけ大きな流れを狙って、大きな利幅を獲得するようにしましょう。

仕掛けと仕切りで異なる時間軸を使用して、リスクと利益を上手くマネージする手法も試す価値があります。

まとめ

仮想通貨トレードにおける損切りは、損失を確定する辛い作業です。しかし取引を続けるためには、避けては通れません。

ただ今回お伝えしましたように、テクニカル分析に依存しすぎると、必然的に損切り回数が多くなります。多くの個人投資家は、その重圧に耐え切れません。

また、投機筋やプロ集団のストップ狩りにも頻繁に遭います。損切りの設定ポイントも狙われます。それらの弱点を把握した上で、テクニカル分析を有効に活用する必要があります。

テクニカル分析の活用方法が分からない方は、お気軽にご相談ください。

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